耐震工事の種類について
2023/04/01
建物の耐震性を高めるために、耐震工事が行われます。
実は、いくつか種類が存在するのをご存知でしょうか?
住宅が倒壊する可能性を最小限にするためにも、工事の種類を知っておくことが大切です。
そこで今回は、耐震工事の種類をいくつかご紹介します。
耐震工事の種類
基礎の補強
住宅を建てる際、基礎が重要です。
基礎が十分かどうかにより耐震性が変わってくるので、住宅の売買を行う際は注意しましょう。耐震工事では、基礎の内側または外側に鉄筋コンクリートの増し打ちを行います。
ひび割れている部分に対しては、エポキシ樹脂を注入する基礎の補修が必要です。
屋根の軽量化
屋根が重いと、地震のエネルギーを受けやすいです。
屋根の軽量化を行い、耐震性を高めます。
瓦から軽い金属やスレートにすることにより、地震による揺れを抑えます。
柱・梁の補強
柱と梁は、住宅の強度に関わる部分です。
柱に金属を付けたり、梁に制震プレートを取りつけて耐震性を高めます。
X状の鉄筋で住宅を補強する場合、外壁などを壊さずに済みます。
耐力壁の配置
地震などにより、壁が倒壊するのを防ぐことが重要です。
耐震工事では、地震や風圧などの水平力に耐性を持つ耐力壁を配置します。
水平力は横方向からかかる力です。
ガラスの部分を耐力壁に変更すると、耐震性が上がります。
まとめ
耐震工事では、基礎の補強・屋根の軽量化・柱や梁の補強・耐力壁の配置などが行われます。
災害による被害を最小限に抑えるためにも、業者に一度相談しましょう。
弊社では、耐震工事に関する悩みを承っております。
基礎を補強したいなど、耐震性に不安のある方は、弊社まで一度お問い合わせください。