木造住宅の耐震性について
2023/12/02
繰り返される地震の中で「自宅が木造建築だけど大丈夫かな?」と心配になっている方は少なくありません。
木造建築が被害を受けている印象も多いなかで、日本には適している工法だと言われています。
そこで今回は、木造建築の耐震性について解説しましょう。
木造建築の耐震性とは
日本は地震が起きやすい国でもあるため、住宅を建てる際は耐震性を高めて基準をクリアする必要があります。
木は鉄に比べて柔らかいイメージがあるため、耐震性に優れていない印象を持つ方も少なくありません。
揺れは重さに比例していますが、木造住宅は鉄に比べ軽いです。
そのため建物が同じ大きさの場合、木造の方が揺れは小さく済むため地震に弱いわけではありません。
木造建築にする際にチェックするべきポイント
全ての木造建築が、耐震性に優れているわけではありません。
地盤の悪いところで家を建ててしまうと、地震への被害も受けやすくなります。
木造建築を実際に建てる際は、地盤だけではなく「耐震等級」を確認することで耐震性を見極めることが可能です。
耐震等級とは地震に対する建物の強さを表す等級で、1~3の3段階に分かれています。 ・耐震等級1:建築基準法で定められた最低限の耐震性を満たしている
・耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の地震が来ても、耐えられる強度がある
・耐震等級3:最も高いレベルの等級で、耐震等級1の1.5倍の地震(震度6強~7程度)に耐えられる強度がある 耐震性に優れた木造建築にする場合は、耐震等級を3にすると良いのではないでしょうか。
まとめ
木造建築は地震の揺れを逃しにくいため、揺れが小さく済むという耐震性になっています。
また耐震等級3の家づくりをすることで、安心して暮らせるようになりますよ。
弊社では、安心して暮らすことができる耐震工事をしております。
耐震工事と平行して検査も自社でしておりますので、お気軽にお問い合わせください。