耐震、免震、制震の違いについて
2022/12/15
「耐震」という言葉を知っている方は多いと思います。
しかし、「免震」や「制震」はあまり耳にしない言葉と言えるでしょう。
この記事では耐震、免震、制震の違いについてご紹介していきます。
耐震、免震、制震の違い
耐震とは?
耐震とは、建物が揺れに耐えることを意味します。
柱や壁の数を増やして地震で倒壊しないようにさせる施工も含みます。つまり耐震構造とは、建物の地震に対する耐久力をアップさせるように設計されたつくりのことです。
耐震に関しては、建築基準法によって一定の機能を持たせるように義務付けられています。
免震とは?
免震とは、地震による揺れを建物に伝わりにくくすることです。
例えば、建物の土台と地面の間に免震装置を設置して、揺れを逃がしていきます。
地震の衝撃や内装のダメージなどを軽減するのに効果的と言えるでしょう。
揺れを抑えられるので、小さなお子様や高齢者の転倒や怪我を防ぐことに繋がります。
制震とは?
制震とは、地震の揺れエネルギーを吸収することです。
例えば、建物の内部に重りやゴムなどを設置して、揺れを吸収します。
また地盤とくっついているので、台風などの揺れに対しても強いのが特徴です。
まとめ
耐震、免震、制震は、地震で倒壊しないための工法を意味します。
それぞれに特徴があり、得られる効果も違います。
弊社は、長年耐震工事の専門知識を培ってきた企業です。
耐震工事をお考えの方は、ぜひ弊社をご利用ください。