平屋と二階建てを耐震性の観点から比較した結果

地震の多い日本では、万が一に備え様々な対策をしていきたい方が増えています。
私たちを守る住宅ですが、少しでも耐震性に特化した家にしたいですよね。
そこで今回の記事では、平屋と二階建てを耐震性の観点から比較していきます。

平屋と二階建ての耐震性を比較した結果

平屋と二階建てを比べた際、上からの荷重がない平屋の方が耐震性に優れています。
必ず地震への影響を受けないというわけではありませんが、二階建てに比べ揺れへの負担を少なくすることができます。

平屋の方が耐震性に優れている理由

耐震バランスが違う

一般的な二階建て住宅では、細かく部屋が仕切られているため柱や壁の量も必然的に多くなります。
耐震バランスが悪くなるため、揺れも平屋に比べ大きくなるケースも少なくありません。
建物は高さがあればあるほど、揺れると振り子のように揺れてしまうものです。

シンプルな構造になっている

平屋は二階建てに比べシンプルな構造になっている場合が多く、壁・床・天井などの面でバランス良く支えることができます。
地震が発生した際は、力がうまく分散して倒壊しにくい家である場合が大半です。

風の抵抗を受けにくい

家は地震だけではなく、日常的な風によっても揺れています。
この風の抵抗も平屋に比べ、二階建ての方がより多く受けていることになるものです。
少しづつの積み重ねにより、徐々に耐震金物を緩めていくことによって当初計算していた耐震強度を保てなくなります。

まとめ

平屋は二階建てに比べ、耐震性に優れている場合が大半です。
作りがシンプルで高さがない分、地震への影響を最小限に留めることができます。
弊社では、大阪を拠点に耐震工事などを承っております。
万が一に備え住宅に心配のある方は、お気軽にご相談ください。