地震で倒壊する家の特徴
2023/10/03
「最近、地震が多いから家が倒壊しないか心配」と感じている方が増えてきました。
では強い地震で倒壊する家と、そうではない家にはどういった違いがあるのでしょうか。
そこで今回は、地震によって倒壊してしまう家の特徴について触れていきます。
地震で倒壊する家の特徴
旧耐震基準で建てられている
1981年よりも以前に建てられた家では「旧耐震基準」によって建てられているのです。
旧耐震基準では、震度5程度に耐えることができる家の構造を基準しています。
しかし、1981年6月以降に建築確認申請をされた家では「新耐震基準」が適用されています。
新耐震基準は、震度7程度の地震に対しても人命にかかわるような倒壊などをしないことが定められているのです。
壁の配置バランスが悪い
デザインを優先としすぎたため、壁の配置バランスが悪いと倒壊してしまう恐れも少なくありません。
充分な壁量であっても、配置が悪いと地震に耐える力は一部分にしか届かないものです。
快適性やデザイン性に特化してしまい、家の構造に無理をしてしまうと地震を上手に受け止めることができなくなってしまいます。
重さがある屋根を使用している
屋根の重さによって、耐震性は左右されると言われるほど大切なポイントです。
重ければ重いほど、地震が起きた際の揺れは大きくなります。
特に瓦屋根は非常に重たい屋根の部類に入るため、地震の被害に遭いやすくなってしまう可能性も少なくありません。
まとめ
地震で倒壊する家の特徴は、以下の通りです。
・旧耐震基準で建てられている・壁の配置バランスが悪い
・重たい屋根を使っている 弊社では耐震工事などを中心に、地震が起きても倒壊しない家を目指しております。
自宅の耐震性が気になる方は、お気軽にご相談ください。